ネーブルパーク ~ 海賊船や地下探検で冒険気分を味わえる(茨城県古河市)

緑に囲まれた広い敷地には、遊具やアスレチック、さらにポニーや釣り堀などの施設が満載。その中でも地下迷路は、冒険に入場料・駐車場とも無料で、時間を気にせず遊べます。公園名にある『ネーブル』は、英語で『へそ』の意味。関東平野の中心に位置しているほか、親子の繋がりを生み出す場所になってほしいという思いを込めて名付けられました。

アスレチック広場、地下迷路

ロープや木で造られたアスレチックは遊びごたえ抜群!

・年齢別おすすめ度
【1~3才】展望台まで手を引いて登ってみましょう。
【3~6才】保護者同伴で地下迷路にチャレンジ。
【6~12才】アスレチックから地下迷路まで思い切り楽しめます。

アスレチック遊具の中央には、真っ赤な柱の展望台があります。高さがあるので、登るだけでもちょっとした運動。頂上からはアスレチック広場全体が眺められました。手を引いてあげれば、幼児でも登ることができます。

アスレチックの定番!ロープスライダーは列ができるほどの人気。高い位置からのスタートで長さがあるので、外から見るよりスリルがあります。ただし下にはネットが張ってあるので、安心して遊ばせられます。

地下迷路は天井が低いので、ヘルメットを装着して出発!背の高いお子さん、また保護者は、腰をかがめないと頭をぶつけてしまうかもしれません。入口を前にすると、冒険に出かけるかのようにワクワク感が高まります。

地下迷路は全長173m。ところどころ分かれ道になっています。入口とは別に設けられた通気口からも外に出ることが可能。ハシゴを発見したら、登って自分の位置を確かめてみては?好奇心旺盛な子どもたちはどんどん迷路を進み、中腰の私は追いかけるのが大変でした。

子供の広場

大きな船型の遊具には長いすべり台が2つ

・年齢別おすすめ度
【1~3才】遊具下の小さなすべり台で遊べます。
【3~6才】しっかりサポートしてあげれば遊具で遊べます。
【6~12才】自由に遊具で遊び回れます。

金網を登ったり橋を渡ったり。遊具内でさまざまな動きのある遊びが楽しめます。2人の小学生は、我先にと遊具へ。3歳の子どもも遊具下にあるすべり台を楽しんだ後、お兄ちゃんたちに支えられながら果敢に金網をよじ登っていました。

遊具には大きなすべり台が2つ設けられています。長さだけでなく角度もあり、滑りごたえがありました。船の先頭に立って船乗り気分を味わい、「敵だー!」と言ってすべり台で脱出。ごっこ遊びにも最適です。

周囲が暗くなり帰宅しようとしたところ、子どもの広場から奥の方に光りが見えました。近くに行ってみると、そこには可愛らしいイルミネーションが。木々に電飾が付けられているほか、クマやペンギンなど動物型のイルミネーションもあります。子どもたちも「綺麗だね」と歩み寄り、良い思い出になったようです。

ここが楽しかった!おすすめポイント

アスレチックや遊具はもちろん、地下迷路など他では味わえない楽しみのある公園です。その他にもポニー引き馬やミニSL、釣り堀まで設けられており、1日中でも楽しめそう。今度はログキャビンを利用して、お泊りもしてみたくなりました。なお、公園は道路を挟んで二分割されているので、行き来する際には注意が必要です。

 

公園情報
ネーブルパーク

ネーブルパークは「あそぶ・しる」、「かんじる」、「あじわう」という3つのテーマで施設が構成された自然あふれる公園です。四季折々の花を楽しむことができ、ログキャビンやバーベキューなどの施設も備え、アウトドア派にも人気です。

中にある「旧茂田家住宅」は、このあたりの猿島郡地方で多く見られた直屋(すごや)型の代表的な民家で、屋根はかやぶき、寄棟造りで江戸時代中期に建てられたと考えられています。昔使われた農耕具なども展示されています。

主に0~3歳の乳幼児の遊び場として用意された「ヤンチャ森」や、「授乳・おむつ替えルーム」もありますので、小さなお子さん連れでも安心して遊ばせられます。

住所:茨城県古河市駒羽根620番地
アクセス:JR宇都宮線「古河駅」下車、JRバス関東51系統で「ネーブルパーク前」下車徒歩約1分
主な施設:アスレチック広場、ポニー引き馬、ミニSL、地下迷路、つり堀、大地の広場、湧く池、キスゲ園、ホタルの里、蕎麦屋「ねいぶる庵」、売店、焼きたて 森のパン屋さん
公式サイト:一般財団法人 古河市地域振興公社サイト (ネーブルパーク公式ホームページ)