ユニークな遊具を訪ねて ~ あだちの公園遊具総選挙(東京都足立区)

東京都足立区で行われた「あだちの公園遊具総選挙」。住民の方にどんな遊具を設置して欲しいか希望を聞く目的で行われた人気投票ですが、そのベスト10に入った遊具を見にいった時に見つけたユニークな遊具を紹介したいと思います。総選挙での投票数が少なくても、なんだかわくわくするものばかりですよ。(「あだちの公園遊具総選挙」の結果はこちらからどうぞ)

ユニークな遊具 8選(あだちの公園遊具総選挙から)

どれも個性的なデザインばかり。公園に着いて、姿が見えるとなんだかうれしくなりました。

おおなみこなみ(第46位/最下位で残念賞)

「あだちの公園遊具総選挙」のご担当者が「私と遊んで~」と残念そうに書かれているので、何か想い入れがあるのでしょうか?これってすごくシンプルで美しいフォルムなんですが、どうやって遊ぶのかしら?基本は鉄棒のようですが、逆上がりとかするのでしょうか?子どもが遊んでいるところを見れなかったので謎が残ります。(撮影:栗原一丁目児童遊園)

ツイストラダー(第44位)

基本はうんていなんだと思いますが、180度のひねりが入っています。ぶら下がるのか、上を登っていくのか、いずれにせよ途中で体の向きが変わるので工夫が必要ですね。梯子の幅は比較的狭かったですが、きれいなアーチの形をした遊具です。(撮影:諏訪木西公園)

スパイラルカウンター(第40位)

たぶん、そろばんがモチーフになっているようで、写真にある“玉”は実際に動かすことができます。ここには寺子屋か、そろばん工場があったのでしょうか?デザインもユニークですし、ここからどんな遊びが生まれるのでしょうか?興味がわきますね。(撮影:梅田南公園)

ろくぼく(第31位)

ろくぼくは漢字で書くと「肋木」。日本に導入された歴史は古く、明治時代から取り入れられたスウェーデン体操をするための補助器具として広まっていったようです。太平洋戦争後にラジオ体操が始まるまでは、体操というとこっちが主流だったとか。どんな体操かは、こっちのWikipediaを見てくださいね。でも、こんな風にきれいなカラーリングをされるとモダンな遊具に見えますね。(撮影:諏訪木東公園)

 

恐竜ジャンルジム(第24位)

これはトリケラトプス のようですね。他の公園ではテイラノザウルスも見かけました。中に入っても遊ぶことができます。恐竜は子どもたちに人気があるので、きっと楽しく遊べるでしょう。(撮影:江北上沼田児童遊園)

プレイウォール(第19位)

一見、地味に見えますが、こういうシンプルな遊具こそ子どもたちはいろんなことを思いついて遊ぶような気がします。両端から壁の上を真ん中に向かって歩いて行って、鉢合わせしたら“じゃいけん”して、負けたら降りてまた端から歩く、みたいな遊びができそうですね。丸い“窓”から覗くと、公園の景色もちょっと変わって見えますよ。(撮影:保木間公園)

円形うんてい(第18位)

珍しい円形のうんていです。エンドレスで梯子を渡っていけます。さぁ、今日は何周できるかな、なんて言って遊ぶのでしょうか。けっこうな高さのある遊具ですが、落ちても大きなケガをしないように、地面に木のチップやおがくずが敷き詰められてふわふわですので安心ですね。(撮影:諏訪木西公園)

おばけ煙突のぼり棒(第16位)

いよいよ最後ですが、これは少し熱く語らせてください!昔、この地域には火力発電所があって、4本の煙突は写真のように見る角度によって、3本だったり、2本や1本にも見えるので“おばけ煙突”と言われたのです。この遊具はそれをモチーフにされています。実際の“おばけ煙突”は1964年(昭和39年)に解体されましたが、煙突の一部は近くの小学校ですべり台として利用されていたとのこと。そのすべり台はこの公園の側にある大学にモニュメントとして飾られています。いいですね、こういう地域ならではの逸話を遊具のモチーフにされるといろんなことを知るきっかけにもなりますね。(撮影:千住桜木町公園)

いかがでしたか?こちらのユニークな遊具は編集室により、見た目で選ばせていただきましたが、実際に見た時のわくわく感も選んだ基準になっています。皆さんの街にも、ユニークな形や地域の特色や文化や逸話に基づいた遊具があるかもしれませんので、ぜひ探してみてくださいね。