ふなばしアンデルセン公園 ~ 年齢に合わせて挑戦できるアスレチックが満載(千葉県船橋市)

緑の溢れる広大な敷地に、アスレチックや水遊び場、散策路などの設けられた「ふなばしアンデルセン公園」。アスレチックは難度に応じて4つのコースに分かれ、年齢に応じて思い切り身体を動かしながら楽しめます。中には大人でも手こずりそうなものまであり、親子で一緒にアスレチックへ挑戦する方も。地元住民を中心に、たくさんの人々が訪れる人気の公園です。

わんぱく王国ゾーン 森のアスレチック

小さなお子さんから楽しめる、さまざまな難度のアスレチック

●年齢別おすすめ度
[3才未満]アスレチックは危ないので、見学しながらお散歩しよう
[3~7才未満] 保護者に手を引いてもらい、まずはファミリーコースに挑戦!
[小学生] ダイナミックコース攻略を目指そう!

アスレチックは、難度によって4つのコースに分かれています。遊ぶ際には、利用上の注意をよく読んで楽しみましょう。
・ファミリーコース:小さいお子さんも遊べる初級者向けコース
・じゅえむの冒険コース:大きなじゅえむタワーから始まる初~中級者向けコース
・ダイナミックコース:小学生ならクリアできる!?中~上級者向けのコース
・力だめしの森コース:9つのアスレチックそれぞれ3段階の難度に分けられた中〜上級者向けコース
※利用上の注意はこちら

ファミリーコース

手を引いてあげると、半分以上は3歳の三男でもクリアできました。「クモの巣わたり」は、ゆっくりながら1人でクリア!落ちないよう、後ろにスタンバイしてあげると安心です。

「移動平均台」は、気に入ったのか何度もリピート。「地中探検」は暗いトンネルを抜け、得意げに顔を出していました。でも、側面の上り下りはちょっと難しかったみたい。

じゅえむの冒険コース

長い滑り台の設けられた、巨大なタワーから始まるアスレチックコース。小5の長男は全てクリア、小2の次男でも7割くらいクリアできました。まさに“冒険”の名に相応しく、ワクワクするような多種多様のアスレチックが待ち受けています。

「あおむけ進み」は腕力が必要。長男でも苦戦し、最期まで到達できませんでした。しかし、「そろりそろり空中移動」は兄弟そろってクリア!足元に池があるため、落ちてしまわないかとドキドキだったようです。

ダイナミックコース

28ものアスレチックが続き、長男と次男が挑戦。1時間ほど掛けてゴールしました。全部とはいかないものの、苦戦しながら次男でも半分ほど、長男はほとんど攻略。「イカダわたり」などは、兄弟で助け合い、声を掛けて楽しんでいました。

「壁移動」は体重を預けられるので、長男はスイスイと進んみます。負けずに次男も挑戦しましたが、足の届かないところがあり断念。でも「ネットくだり」は高い位置でも怖がらず、額に汗を光らせて下り切りました。

力だめしの森コース

9つのアスレチックで構成され、それぞれA・B・Cと大きさや高さ等で3つの難度が用意されています。長男は一番難しいC、次男は中間のAを選択。Cなら大人でも苦戦するかもしれません。「ネットトンネルくだり」などでは、ヨーイドン!でどちらが早くゴールするか競い合って遊んでいました。

ゆれる足元と上手く掴めない綱に苦戦しながらも、「綱わたり」はなんとかクリア。しかし「足かけさかさま横すすみ」は次男が身長不足で届かず、長男は身体を持ってあげるも、そのまま進めずに終了。兄弟揃って未達成となりました。

ワンパク王国ゾーン その他の身体を動かせる施設

ワンパクボール島

丸いボールが網の中に敷き詰められており、その上をジャンプして遊びます。三男はこれが大好き!満面の笑みを浮かべながら跳ねていました。年齢別で2つのエリアに分かれているので、小さなお子さんでも安心です。

アルキメデスの泉

水車やポンプなど、楽しみながら仕組みを学べます。どれも列ができるほどの人気ぶり。「アルキメデスのポンプ」では、三兄弟みんなで遊んでいました。

 

ここが楽しかった!おすすめポイント

とにかくアスレチックが豊富!初級から上級まで難度が分かれているため、年齢を問わず楽しめました。すべて水遊びなど含めて全て回れば、1日でも遊び尽くせないほどの充実ぶり。親子で一緒にチャレンジするなど、家族の触れ合いとしても最適です。

 

 

公園情報
ふなばしアンデルセン公園

ふなばしアンデルセン公園は、ホテル等の旅行に関する口コミサイト「トリップアドバイザー」の「日本の人気テーマパーク」で、東京ディズニーランド&シーに次ぐ堂々の3位に選ばれています。絶叫マシンや派手なアトラクションはなくでもこれだけの人気があるのは、子どもたちが緑が豊かな環境で思いっきり身体を動かしたり、アートに触れたり、心に残る体験ができるからではないでしょうか。

もともとは1987年に「ワンパク王国」として開園し、1989年に船橋市がアンデルセンの出身地であるデンマークのオーデンセ市と姉妹都市提携したことをきっかけに、1993年に「アンデルセン公園」が誕生しました。その後、施設が充実していき、現在は5つのゾーン(ワンパク王国ゾーン、メルヘンの丘ゾーン、自然体験ゾーン、子ども美術館ゾーン、花の城ゾーン)に広がっています。

東京ドーム約8個分という広大なふなばしアンデルセン公園は、何度行っても飽きることがありません。また市営ということもあり、入園料や駐車場、園内の体験や飲食施設をはじめ、とてもリーズナブルな料金で楽しめるのも大きな魅力です。人気の施設ですので、いつ行っても賑わっていますが、皆さんぜひお出かけください。

 

住所:千葉県船橋市金堀町525
アクセス:
●新京成線「三咲駅」から(所要時間約15分)
<北ゲート>
セコメディック病院行き(アンデルセン公園下車徒歩1分)・小室駅行き(県民の森下車徒歩5分)
<西ゲート>
セコメディック病院行き・小室駅行き(神保新田下車徒歩5分)
●JR「船橋駅北口」から(所要時間約40分)
<北ゲート>
小室駅行き(県民の森下車徒歩5分)・豊富農協前行き(終点下車徒歩5分)
<西ゲート>
小室駅行き(神保新田下車徒歩5分)
●新京成線・東葉高速線「北習志野駅」から(所要時間約20分)
<北ゲート>
小室駅行き(アンデルセン公園下車徒歩1分)・セコメディック病院行き(豊富農協前下車徒歩5分)
<南ゲート>
小室駅行き・セコメディック病院行き(特別養護老人ホームプレーゲ船橋下車徒歩10分)
●北総線「小室駅」から(所要時間約15分)
<北ゲート>
北習志野駅行き(アンデルセン公園下車徒歩1分)・JR船橋駅北口行き(県民の森下車徒歩5分)
<南ゲート>
北習志野駅行き(特別養護老人ホームプレーゲ船橋下車徒歩10分)
<西ゲート>
JR船橋駅北口行き(神保新田下車徒歩5分)
主な施設:
●ワンパク王国ゾーン(森のアスレチック全4コース、じゅえむタワー、ワンパクボール島、アルキメデスの泉、ミニカー広場、ワンパク城、であいの泉、「平和を呼ぶ」像、イベントドーム)
●メルヘンの丘ゾーン(童話館、風車、噴水、コミュニティーセンタ、アンデルセン像、イベント広場、太陽の池、太陽の橋、ボートハウス、レストランメルヘン)
●子ども美術館ゾーン(ワークショップ室、版画のアトリエ、食のアトリエ、染のアトリエ、織のアトリエ、陶芸のアトリエ、木のアトリエ、アンデルセンスタジオ )
●自然体験ゾーン(散策路 、田んぼ)
●花の城ゾーン(とかげネット、キッズハウス、花の城レストハウス)
公式サイト:公益財団法人 船橋市公園協会 (ふなばしアンデルセン公園)