上野動物園のパンダのシャンシャンに会いに行くだけでなく、食レポやおみやげ情報など、10倍楽しくなる方法をご紹介します。レポーターは上野動物園に行くのは年1回ペースですが、パンダ好き歴はウン十年のエキスパート。親子3人で、さぁ、思いっきり楽しむぞ!
まず、入場する → シャンシャンに会う
現在、上野動物園は表門を改装中ということで、元あった右手のほうに入場門と入場券販売所があります。下の写真は9時30分の開園直前の様子ですが、平日なので列は50mちょっと。でも土日休日だと、間違いなくもっとなが~い列になりそうです。

列は入場券を持ってる人と持ってない人に分けられます。持っている人は入場すれば、そのままパンダ舎に向かうことができますので、このくらいの列の長さなら、少しの待ち時間で観れると思います。でも入場券を買って入るとなると、どうしてもタイムラグができるので、いきなり30分待ち(あるいはそれ以上)なんてことになりそうです。
事前に入場券を手に入れるには年間パスポートを購入する以外にも、チケットショップで購入するなどの方法があります。

でも、もし列が長かった時に大変なので、小さいお子さん連れで行く場合は抱っこヒモかベビーカーは必須ですね。ちなみに1日中レンタルできるベビーカーもありす(詳しくはこちら)。
後はぐずった時の準備も大切です。お子さんの性格にもよりますが、うちの子の場合はお兄ちゃんはお絵描きが好きなのでミニお絵描きグッズ。お気に入りのオモチャがあるならそれでもいいですし、100均などで新しく買った初おろしのオモチャなどは食いつきがいいですよ。ポイントは最初からは出さないこと(笑)。あくまでもぐずった時の保険にしましょう。
お腹が空いた、ちょっと休憩したい → フードショップへ行く
いろんな動物を観て、ちょっと疲れたら休憩しましょう。パンダ舎がある東園にあるフードショップが「バードソング」。こちらではシャンシャン1才記念の「パンダちゃんソフト」をいただきました。とても暑~い日でしたので、2人とも飛びついて瞬く間になくなりました。真ん中にシャンシャンプレートのチョコ、チョコのかかったソフトクリームとシリアル、スティック状のお菓子と、甘くておいしい、子どもも大人も好きなおやつです。

不忍池がある西園のほうにも「カフェカメレオン」というフードショップがあります。こちらにもいろいろパンダ関係のメニューがありますよ。

こちらでいただいたシャンシャン1才記念メニューは、「塩やきそば」と「ラムネ」。塩やきそばはシャンシャンと祝の文字入りかまぼこが飾られていて、もやしったぷりな、あっさり焼きそばです。少量ですが唐辛子が入っているのでちょっとだけピリ辛です。大人と小学生はOKですが、小さいお子さんはやめておいた方が良さそうです。ラムネは昔なつかしいお味ですが、シャンシャン1才記念のラベルが貼ってあるので特別感があります。

「竹皮パンダ弁当」はいつもある定番メニューです。何といっても竹皮を開けた時の破壊的なかわいさにやられます!周りは味がついているご飯で、パンダ部分は白いので交互に食べるとイイ感じです。お肉はわりと歯ごたえがあり、錦糸卵やきぬさや、甘い黒豆、だしが香るしいたけなど1品で色々と味が変わって楽しめます。

さぁ、腹ごしらえが済んだら、もっとたくさんの動物たちに会いにいきましょう!
もうそろそろ帰る → おみやげをゲットする
そろそろ帰ろうか、となるとギフトショップですね。西園には「プチカメレオン」がありますが、今回は東園の「リトルトランク」でシャンシャン1才記念グッズを物色します。実は、せっかく兄妹おそろいのパンダカラーコーデで来たので、入園してすぐ「シャンシャンバッチ・フェイス」と「シャンシャンバッチ」を買って付けて、パンダ感を強化してました(笑)!

「シャンシャンマスコット付きボールペン」はシャンシャンマスコットがゆれてカワイイのでチョイス!「シャンシャン全身ポストカード」は裏面に上野動物園の記念スタンプを押して飾りたかったので購入しました。 「シャンシャン1才記念ショルダーバッグ」は帆布製でしっかりしていて、シャンシャンとママがいるかわいいデザインなのでゲット。3,500円以上するのでおみやげとしては少々高いですが、いつも子どものおみやげばかりなので、これは自分用です(笑)。

それともう一つ「キッズソックスパンダ」も、ちょうど下の娘の靴下を探していたので、ピッタリなものに出会えました~。履くたびに動物園行ったね~、パンダさん見たね~と思い出してくれるといいな。
動物園を出た → でも、まだまだお楽しみがっ!
動物園を出た後も、おみやげグッズやスイーツがいっぱいです。こちらは浅草の老舗・舟和の定番「あんこ玉」のパンダバージョン「手作りぱん玉」です。上野駅にあるecute上野の3F「みやげ菓撰」で買えますが、なにしろ数量限定ということで入園前の朝に買ったので、保冷剤があってもこの暑さではもちません。おみやげのつもりでしたが、園内でおいしくいただきました。寒天に包まれた中に白あん、こしあんがたっぷり入っていて、さすが老舗の逸品。あまりのかわいさに食べるのがもったいなくて・・・しばらく眺めてしまいました(笑)

お次は銀座コージーコーナー上野公園ルエノ店でしか買えない「パンダ焼き」。しっとり生地にカスタード・チョコ・あんこ・チーズ・季節限定味(夏期は抹茶)と色々な味が楽しめて美味しいです。1個で買うよりも、5個セットのほうがちょっとだけお得ですよ。

それから、表門を出たところにある公園のパンダのスイング遊具。ひとつしかなかったので大人気!少し周りで遊びつつ、いつ空くかな~?とチラ見(笑)。空いたらすぐに順番に1人ずつ乗って、後から2人で乗りました。2人で乗るとお兄ちゃんが揺らすので下の娘はゲラゲラ笑ってとっても楽しそうでした。

お楽しみはまだまだあります。表門の正面にあるパンダのポストからハガキか封書を出すと、西郷どんとパンダのスペシャルな消印が押されて届くのです!あらかじめ切手を貼った手紙を用意して、ぜひ投稿してみてくださいね。でも、記念撮影するだけでも楽しいかも、ポストの後ろにはちゃんとシッポもあるのでチェックしてみてください。

パンダポストは、実は浅草の花やしきにもあります!こちらはパンダそのものではなく、花やしき内で乗れるパンダ型の乗り物を模しているので、後ろに回ってもシッポはありません。また、ここから出してもスペシャルな消印は押されませんので、あくまでも記念撮影スポットとしておススメします。

えっ?上野から浅草まで行くの、めんど~い・・・という方はこちらの無料のパンダバスでどうぞ。上野と浅草の主要スポットに停留所があり、巡回しています。停留所に停まると左目をウィンクするのでカワイイですよ。停留所の場所や運行情報など、詳しいことはパンダバスの公式サイトでご確認ください。

改めて、どうしてパンダが好きなんだろう?と考えてみると、動物園で見たり、テレビを見ててカワイイなと思っていましたが、大人になってからの方が熱が増した気がします。ピョンと立ったコーンみたいな耳とつぶらな瞳、笑ったような顔で癒やされます。限られた動物園でしか会えないですし、頭数も少ないという希少価値もありますしね。人気者なのでたくさんグッズが出ていて集める楽しみもあります。夜な夜な集めたグッズを眺めては癒されています。

シャンシャンは無事生まれてきてくれて本当に嬉しかったです!偶然にもお兄ちゃんと誕生日が6月12日と同じなので、まるでわが子のよう(笑)。この先もお兄ちゃんの誕生日にはきっとシャンシャンのことを想うんだろうな~と思っています。
ここが楽しかった!おすすめポイント
上野動物園というと、今さら紹介する必要もないくらい「子連れ定番スポット」です。今回は、本気のパンダ好きならここまで楽しみたい!ということでご紹介しましたが、まだまだパンダスポットやグッズ、スペシャルメニューはありますよ。ご自分でもいろいろ調べて、究めてみてはいかがでしょうか?
上野動物園は、1882(明治15)年に開園した日本で最初の動物園です。開園から130年以上の歴史があり、太平洋戦争を乗り越え、ゾウの「インディラ」と「はな子」がやってきたり、1972(昭和47)年に日中国交回復を記念してパンダがやってきて大騒ぎになったり、さまざまなエピソードがあります。また、西園と東園を結ぶモノレールも日本初。年間入園者でも日本一です。
100周年を迎えてからは「ズーストック計画」のもと動物園の役割りに、希少動物の種の保存が重要な役割として加わりました。動物たちに配慮した広いスペースを確保した飼育や繁殖施設として「ゴリラ・トラの住む森」、両生爬虫類館、「ゾウのすむ森」、「クマたちの丘」、「ホッキョクグマとアザラシの海」などがオープンしたそうです。
上野動物園はもともとは博物館付属施設として開園したように、子ども向けというより大人も楽しめる「生きた博物館」ですね。都心のアクセスの良い場所にありますので、首都圏にお住まいの方だけでなく、国内や海外の旅行者の方が老若男女問わず楽しめる場所です。1日中、のんびり、動物たちと過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所:東京都台東区上野公園9-83
アクセス:【表門】JR上野駅(公園口)より徒歩5分、京成電鉄上野駅より徒歩10分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅(7番出口)より徒歩12分
【弁天門】JR上野駅(不忍口)より徒歩5分、京成電鉄上野駅(池の端口)より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅(6番出口)より徒歩8分、都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅(A3出口)より徒歩10分
【池之端門】東京メトロ根津駅(2番出口)より徒歩5分
主な施設:東園(ジャイアントパンダ、ゾウのすむ森、クマたちの丘、ホッキョクグマとアザラシの海、ゴリラ・トラの住む森、日本の動物、など)西園(アフリカの動物、両性爬虫類館、アイアイのすむ森、子ども動物園すてっぷ、など)
公式サイト:上野動物園ホームページ(上野動物園)
