遊びへの提言

VOL04

遊びへの提言

乳幼児・幼児が安心して遊べる公園とは
〜全国の0~6才までの子育てをする女性約500名にアンケート〜

公園のチカラLAB 編集室調べ

「乳幼児・幼児が安心して遊べる公園」は普遍的なテーマですが、以前から乳幼児(1才~3才未満)・幼児(3才~6才未満)を公園で遊ばせるお母さんたちから「小学生と一緒に遊ぶのは危ない」という声が上がっていました。

また最近は待機児童解消のため、公園に保育所を設置する規制緩和が全国に広がる動きがあるので、保育士が乳幼児・幼児を公園で遊ばせる機会が増えるのではないかと考えます。首都圏では新設された保育所に園庭のスペースがない場合、代わりに公園で乳幼児・幼児を遊ばせるケースも見られます。

そこで公園の利用促進に関する情報発信を行っている公園のチカラLABでは、乳幼児・幼児を安心して遊ばせられる公園に必要な要件をお母さん目線で探るため、全国の0~6才までの子育てをする女性にアンケート調査を行いましたのでご報告します。

調査結果の詳細は、こちらのPDFファイルでご紹介しています。ぜひ、ご覧ください!

乳幼児・幼児が安心して遊べる公園に関する調査

※このPDFファイルを参照するには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerはアドビシステムズ社より無償で配布されています。

アンケート調査結果の要約

【POINT 1】公園の利用意欲と現実

公園で身体を動かすことは95%以上の方が大切だとするものの、実際に子どもを公園に週に1回以上連れて行く方は50%にとどまります。週1回以上連れて行かれない方にその理由を聞くと、「近くに行きたくなるような魅力のある公園がない」が48%、「仕事などが忙しく、連れて行く時間がない」が32%となり、場所と時間の問題が全体の80%をしめています。

【POINT 2】行きたくなる公園

 “行きたくなるような魅力”は安全・安心のことで、お母さん自身も気を遣っています。他に、楽しさ(遊具)や身近かにある利便性も重要な要素です。複数選択の回答で、81.7%が「子どもを安心して遊ばせることができる公園」を選択。「住んでいる近くにある身近な公園(73.0%)」「楽しい遊具のある公園(51.4%)」がこれに続きます。また「どの遊具や遊びでも必ず付き添う」が56.3%を占め、77.5%が何らかの形で子どもに注意を払っています。

【POINT 3】遊ばせたくない公園

遊ばせたくない公園の理由は、清潔感のなさやイメージの悪さ。やはりメンテナンスや管理状況が重要になります。上位3位に「鳩やカラスが群れていたり、犬や猫の糞がある(57.2%)」、「ゴミ箱にゴミがあふれていたり、トイレに清潔感がない(50.5%)」、「中高生がたむろしており雰囲気が悪い(49.9%)」が上がりました。多くの乳幼児・幼児は直前にならないと「トイレに行きたい」と言いませんので、トイレがない公園も敬遠されがちです。

【POINT 4】公園にあったらいいと思う施設・設備

トイレや手洗い場など、基本的な設備に乳幼児・幼児用のニーズは高く、安全・安心の観点から小学生とのゾーン分けも求められています。乳幼児・幼児の利用に適したサイズのトイレや水飲み場などがあると、利用のしやすさや清潔感などの他に、お母さんの介添えなしに“自分でさせる”という成長を促す面でメリットがあると考えられます。

次は調査結果への学識者コメントへ

  • 1
  • 2

乳幼児・幼児が安心して遊べる公園に関する調査レポート