これからの公園はみんなの情報提供で良くしていく

「花火ができる公園はないかな~」、「トイレがきれいな公園にお出かけしたい」・・・ちょっといつもとは違う公園に出かけたいとなると、けっこう知りたいことがありますよね。公園は「子ども・子育てに重要な公共財」ということで、ITのチカラを借りて、みんながゆるやかにアプリでつながって助け合ったり、持っている情報を共有している取り組みがあるということで、お話を聞きに立正大学の公開市民講座に行ってまいりました!

公開講座のタイトルは「少子化時代を情報のシェアで乗り切ろう ~ママパパでつくるこれからの公園と子育て~」で、子育て中のママさんはもちろん、子育てが終わったパパや現役の学生さんなど約50名で会場は熱気にあふれていました。

経済学部で主催されているだけあって、最初は立正大学経済学部専任講師の外木好美さんから「公園は誰がつくるのか?」という経済学の視点からのお話がありました。公園は子どもや子育てにとって重要な公共財のひとつだが、自治体がすべての多様なニーズを把握して公園を運営するのは難しいので、市民自身や地域コミュニティがもっと積極的に関わって、声をあげていくべきだという内容でした。

でも、声をあげるって照れくさいし、めんどうな時もありますよね。そんな方でも気軽に参加できるのが、Code for SAITAMAの古田武士さんが紹介された公園アプリ「みんなで作る。乳幼児向け公園検索」です。実際にアプリを操作してみると、品川区内の公園の基本情報が確認できるだけでなく、公園を利用したママさんたちからTwitterでレポートが上がっているので、実際に公園がどんな使い勝手なのかがよく分かります。

◆アプリの画面(https://park.mq-sol.jp/

このようなお話とアプリの紹介があった後は「公園と子育てについて考えるワークショップ」がCode for Shinagawaの原亮さんのファシリテーションによって行われました。5~6名で一組になったグループ内で、互いに“子育てにこんな公園があったらいいな~”というアイディアを出し合って、楽しいひと時を過ごしました。

今回の公開講座に参加して一番感じたことは、公園にはまだまだいろんな可能性があるなということです。ワークショップで老若男女それぞれの立場で話し合うと、そうそう!と共感するものや意外な視点に驚いたりで、魅力的なアイディアがたくさん出てきました。これらのアイディアが少しでも実現していくと公園はもっと良い方向に変わっていくと思います。

ここで紹介されたアプリは、違う言い方をすると“ママやパパが公園の情報を提供するボランティア”という風にも捉えられると思いました。公園のボランティアと言えば緑化や清掃、時には見回りやプレイリーダーとして地域の方が関わっている場合もあると思いますが、より多様な年齢やライフスタイルをお持ちの方が公園に関わることで、公園はもっと楽しい場所になっていくだろうなという気がします。