フォトコンテストの協賛スポンサーであるJPFAは一般社団法人 日本公園施設業協会(Japan Park Facilities Association)の略称です。協会のことを簡単にご紹介しましょう。
どんな企業が集まった団体ですか?
公園の施設にたずわる企業の集まりです
JPFAは北海道から沖縄まで130の企業や団体が加盟する、公園の施設に携わる企業が集まっている団体です。公園施設業界では日本で最も規模の大きい団体となります。
公園をより魅力やくつろぎのある場所へ、子どもたちには安全で楽しい遊具を提供したいなど、同じ志を持った企業の集まりです。

※所属する会員の詳しい情報はこちら
公園の施設にはこんなものがあります
ひと口に“公園施設”といっても、下のようにかなり幅広い分野に広がります。

●子ども向け遊具

●運動器具

●健康器具
遊具の他にも、以下のようなものがあります。
●ベンチ
●シェルター、あずまや、パーゴラ
●防災関連施設
●プランター、フラワーアーチ
●水飲み、トイレ
●デッキ、手すり、柵、階段、門扉
●サイン、案内板
●常夜燈、時計塔、モニュメント
●木橋、展望台、水車小屋
●スポーツ関連(スコアボードなど)

協会員は日々、公園の施設をつくり、まもっています。
ほとんどの公園施設はつくって設置すれば終わりではありません。
どんな丈夫な材料で作られたものでも何10年も太陽や雨風にさらされると老朽化します。また施設によっては部品などを交換する必要があります。そのために、設置された施設は適切なタイミングで点検をします。もし壊れたり、異常がある場合は修繕をしたり、時には新しい施設に入れ替えたりして、公園を利用する皆さんが安全で快適に使えるようにする必要があります。
JPFAの協会員は日々、これら「つくる」と「まもる」に取り組んでいます。

皆さんの身近にあるほとんどの公園の所有者は自治体です。多くの公園の管理は委託されている団体や企業が行っています。JPFAの協会員はこのような自治体から新しい公園施設の設置や、既存の施設の点検・修繕の発注を受けて、利用する地域の方に喜んでいただけるような公園になるように、公園管理者を交え、いろんなご提案をしています。

協会としては、どんな活動をしていますか?
楽しく、安全な公園をめざす4つの取組み
協会では主に4つ。安全な公園施設のために設計や設置の規準を作ったり、これを現場で守るための資格者や人材育成、公園を管理している人たちへの情報提供や新しい動向の把握や研究も行っています。

安全規準 ~ 規準づくりとその更新
協会員の誰もが等しく、安全な公園施設をつくり、まもれるようにするための安全規準を定めています。ISOなどの国際標準に準拠した、製品や作業の品質を一定以上にするために細かい項目に分かれています。特に遊具の安全規準に関しては公園の主管省庁である国土交通省や、学校や幼稚園にも遊具はありますので文部科学省でも、子どもたちの安全を確保するための指針として認定されています。

※遊具の安全規準の詳細はこちら
人材育成 ~ 資格者制度や講習会
安全規準を守って作業できる技能や経験、知識と管理能力を持っているかどうか試験を行い、合格者には資格を与える制度をつくり、運営しています。資格は監督者と技術者(作業者)に分かれていて、自治体や公園管理者の方はこの資格がある人には安心して作業をお願いすることができます。

資格の名前は監督者が「公園施設製品安全管理士」、技術者(作業者)は「公園施設製品整備技士」と言います。
※「公園施設製品安全管理士」の詳細はこちら、「公園施設製品整備技士」の詳細はこちら
普及啓発 ~ 普及、PR活動
公園管理者向けを中心とした日常点検講習会の開催や、一般・保護者向けに「仲良く遊ぼう、安全に」などの発行などにより、安全の普及啓発に力を入れています。

※日常点検講習会の詳細はこちら
※「仲良く遊ぼう、安全に」の詳細や無料pdfダウンロードはこちら
調査研究 ~ 調査や研究、技術開発、海外視察
公園の管理のあり方などを中心に、公園に関わるさまざまな側面から新しい動向をとらえ、調査レポートにまとめて協会員全員が共有しています。

以上がおおまかなご説明になります。さらに詳しいことをお知りになりたい方は、JPFAの公式サイトをご覧ください。